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ややバッハ日記

No Music, No Life!(パクリ) 浴びるように聴く音楽の感想ブログです。
クラシック中心で、J.S.バッハ&D.スカルラッティがお気に入り。

トルコ行進曲といえばこんなの がある。


トルコ行進曲

二人でステップしながら・・


面白演奏ぞろいの名曲やなー。


トルコの鬼才ファジル・サイが、モーツァルトのトルコ行進曲をジャズ風アレンジ している。


ファジル・サイ


ひゃー。


アンドレアス・シュタイアーのトルコ行進曲にもずいぶん驚いたがこれまた・・。サイ好きの方にはお馴染みなんだろーが、はじめて聴いてたまげたすよ。アレンジが曲とマッチしておみごと。トルコのことはトルコ人にまかせろってことかしら。サイはこれだけで歴史に名を残すね。


サイのピアノはけっしてクラシックの本寸法とは言えないし、人によっては眉をひそめるかもしれない。んが、この人が弾くと誰よりもいきいきとして、これぞモーツァルト!とゆー感じに聴こえるんだよねん。


モーツァルトもアドリブガンガン入れて好き勝手弾いてたにちがいない。

うーん、アマデウスの観過ぎかな。

バッハの、オルガンの名曲中の名曲 パッサカリアとフーガ bwv582。
最近こればっか聴いてる。通勤中もランニング中も。ヴァルヒャ、リヒター、コープマン、マルコン、リュプサム・・いろんな人の演奏で。


旋律が様々にかたちを変えていくが、冒頭のバスのテーマに支配されやがては呑み込まれていく。はかない曲やん。


ピアノ版てのもあり。


transcriptions for piano

NAXOSのこのCDは、バッハの佳曲をピアノアレンジした一枚で、他にもシャコンヌ、トッカータとフーガ、トッカータとフーガ ドリア調など結構聴き応えあり。手っ取り早くバッハの魅力に浸かりたい人どぞ。


ヴァルヒャの旧盤ってのがまたいいんだよな。

当分、パッサカリア漬けは治りそうもないす。

アコーディオンでシャコンヌを弾く男がいる~。


part1 part2


・・凄い。ヴァイオリンソロのこの曲が、まるでアコーディオンのために作られたかのような・・。


ミカ・ヴァユリネン

演奏しているのは、去年ゴルトベルク変奏曲のCD でバッハ野郎を熱くした、技巧派アコーディオン弾きのミカ・ヴァユリネン。


シャコンヌは様々な楽器で演奏される。変わったとこだとマリンバ、リコーダーとか。プレーヤーにとって挑戦し甲斐のある曲なんかなー。


アニタ・オデイが昨年の11月に亡くなったと聞いた。


アニタ

音楽は出会いなんだと思う。


「真夏の夜のJAZZ」というジャズフェスティバルの記録映画がある。

音楽の楽しみをまるごと詰め込んだ一本。


アニタ・オデイというジャズシンガーとこの映画で出会った。


アニタ


映画の中で彼女は「Sweet Georgia Brown」「Tea for two」を唄い、やんやの大歓声をあびる。一曲目で会場を温め、二曲目で興奮の坩堝に変え、といったかんじ。※youtubeにこれ ありまんね。


あまりのパフォーマンスに仰天。

ジャズの楽しみはアニタ・オデイから教わった。


享年87歳。

心よりご冥福をお祈りします。


あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします


正月早々に彼岸の音楽、ベートーヴェンのピアノソナタ 30、31、32番を聴く。
グルダのamadeoのやつ。


グルダ


この三曲は続けて聴きたい。


♪~ あぁ、あまりの美しさに頭がクラクラする。


31番の自由闊達なフーガのせいか、32番のまばゆいトリルのせいか、

それとも正月に飲みすぎた焼酎のせいか。

2006年も残すところわずか。

総括ということで今年買ったCDの私的ベスト5をば。なるべく今年発売のものをピックアップ。


グルダのモツ ケフェレック ピリスのモツ
グルダ 五重奏 サックスアルマンド


左上から、


・ フリードリヒ・グルダ モーツァルト/ピアノソナタ集

・ アンヌ・ケフェレック バッハ/パルティータ5番、2番ほか

・ マリア・ジョアン・ピリス モーツァルト/ピアノソナタ全集

・ グルダ&ウィーンフィル管楽アンサンブル
  モーツァルト/ピアノと管楽のための五重奏

・ サックス・アルマンド バッハ/ゴルトベルク変奏曲


簡単に紹介を


 ウィーンっこグルダによる正統派モーツァルト。長年お蔵入りしてた録音をモーツァルトイヤーにかこつけて引っ張り出してきたとゆー。でかしたプロデューサー!


 麗しのパリジェンヌ ケフェレックの日本公演盤。ピアノで聴ける極上パルティータのひとつ。特に5番はチェンバロも含めて最上の演奏。ピアノはベーゼンドルファー・インペリアルで音色も聴きもの。


 モーツァルト弾きピリスの古い方の全集。今までバラで売られていたのがまとまって買いやすくなった。新全集もいいがこちらの全集のが瑞々しいしくてなおよい。


 グルダとウィーンフィルの名プレーヤーによる、ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットとゆー不思議な五重奏。吹奏楽経験者の琴線に触れまくり。


 サックスによるゴルトベルク変奏曲。ソプラノ、アルト、バリトンの三重奏で、変奏によってはテナーが加わり四重奏。各声部の聞き分けにもってこい。ゴルトベルクをより深く理解できる一枚。



グルダ2枚、美女2枚、ゴルトベルク1枚。

いい買い物だー。まんぞく。



では、よいお年をっ

恒例のHMVの2006年CD売上げランキングが発表されたようだ。

1位 バッハオルガン全集(旧) ヴァルヒャ

2位 モーツァルトヴァイオリン協奏曲全集 カルミニョーラ

3位 グレート・コンダクターズ

4位 ミケランジェリBOX

5位 グレート・コンチェルト


以下の順位   2005年度ランキング



上から順に、

 ヴァルヒャのバッハオルガン全集。モノラルでの最初の録音。 二度目のステレオ盤に較べ瑞々しくてエネルギッシュ。

 今をときめく花形ヴァイオリニスト カルミニョーラのモツコン。今年のはじめにNHKでやった四季にはぶったまげたす。

 セル、クナ、チェリら往年の名指揮者たちのライブ録音ボックスセット。

 潔癖症で気分屋の大ピアニスト ミケランジェリのボックス。昨年の1位。

 往年の名プレーヤーによる協奏曲ボックスセット。ルービンシュタイン、グルダ、ハスキル、フルニエ・・とすんごい面々がそろったもんだ。


それぞれ10、2、10、10、10枚組み。合計42枚。 全部2000円以下と相変わらず安い。


縁あってiPod nanoと一緒に生活することとなったす。

これでさらにバッハ漬け!と、思ってたんだけど、Beatlesにハマる日々。


Paperback writer~♪

ラプソディー・イン・ブルー。作曲家&ピアニストのガーシュウィンの曲で、ジャズとクラシックが交じり合い、まるごとアメリカって感じの曲。これ好きでね~、ときどきムショーに聴きたくなんのよ。


CDも名盤が多い。プレヴィン、バーンスタインにガーシュウィン自演(!)などなど。 コテコテのアメリカンなので、この曲にヨーロッパの楽団は合わない。偏見かな?


レヴァイン  レヴァインのin青


お気に入りはレヴァイン&シカゴ交響楽団。やたらメリハリがついたオケと、レヴァインのハジケっぷりが笑える。元気なブラスバンドか、マーチングバンドを聴いてるみたいで、スカっと気持ちいい。人を元気にさせる曲やね。


ポップコーンとLサイズのコークを抱えて聴くが吉。