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ややバッハ日記

No Music, No Life!(パクリ) 浴びるように聴く音楽の感想ブログです。
クラシック中心で、J.S.バッハ&D.スカルラッティがお気に入り。

2007年の総括をいまさらながらに。

5枚あるので順に。


フリッシュのバッハ

セリーヌ・フリッシュ/バッハ選集


前奏曲とフーガ bwv870

フランス組曲第5番

組曲 bwv818a

トッカータ bwv912

イギリス組曲第3番


bwv912のトッカータが◎。ギターのように弾いてる箇所があり驚かされる。

正統派なんだろーがアウトロー的。そのはず、師匠がシュタイアー。


問題はCDが入手しづらいこと。新宿のタワレコさん入れとくれ。

ケフェレック姉さんのラヴェルを聴く。


ケフェレックのラヴェル

Anne Queffelec/RAVEL Piano works



ケフェレックのピアノは不思議。

特別になにもしていない気がするんだけど聴いてしまう。


ピュアで(ピュアだってw)飾り気なく。

才気走ってるとかそーゆうのとは無縁の世界。


ケフェレック ← アンヌ・ケフェレック


普段敷居が高くてよう聴けんラヴェルがすんなり耳に入る。

うーん、まったり。


この人、サティとスカルラッティのアルバムもあるのね。

サティの不思議空間音楽みたいのは絶妙に合うんだろなぁ。

買うリストに入れとこ。


冬眠から覚めました。

ブログを再開しますがな。


セルゲイ・シェプキンのパルティータを聴く。



シェプキンのパルティータ


独特の装飾音をつけてバッハを弾く。自由闊達系。


シェプキン曰く、バッハはこれでいいのだっとのこと。

”スタンダードだかなんだか知らんが、オレはこう弾く”みたいな人の演奏って聴いてて楽しい。

(もちろん基本があった上での話しだが)


ポップで聴いてて気分いいです。

惜しむらくは1~4番しかないこと。この人の5番は聴いてみたいなぁ。



ジュリーニの展覧会の絵を聴く。


ジュリーニの「展覧会の絵」

古風な演奏スタイルで、折り目正しい。悪く言えば、派手さがなく面白みにかける、古臭い。

全てにおいてカチッカチッと進む。うーん、フラストレーション溜まるなぁ。


ジュリーニは、名盤と言われるものを何枚か聴いたがピンとこない。合わない指揮者なんだろなぁ。


とか思ってたら最後に盛り上がった。まいっか。終わりよければ全てよし。


レスピーギは外で聴くにかぎる。


レスピーギのローマ三部作「ローマの松」「ローマの祭り」「ローマの噴水」。

中学んときの部活が吹奏楽で、その影響でクラシック音楽に目覚めた。

そのころしょっちゅう聴いていた。

今もよく聴く。


ローマ三部作


「松」は、雄大で、ドラマティック、自然に溢れている。わかりやすい曲、一番最初に聴いたのが松。それもあってか、三部作の中で一番好き。


「祭り」は、吹奏楽のコンクールでよく演奏される。コンクールでは時間の都合があり、どんちゃん騒ぎの部分だけ取り上げられるのは残念。本来はマンドリンの音色なども聴こえなかなか風情のある曲。


「噴水」は、弱音にはじまり弱音におわる、三部作の中で一番幻想的な曲。中学んときはよくわかんない曲だったが、大人になるにつれだんだんよさがわかってきた。


この三部作は、自然描写の音楽であるので(祭りはちと違うが)外で聴くのがよい。

iPodに入れ、山や公園にでかけて聴くのがいいよん。


グールドのゴルトベルク変奏曲1955年版のゼンフ再演盤。

いいかも。最近はこればっかり聴いてる。


トッカータ、アダージョとフーガ bwv564

バッハを好きになった中学位によく聴いてた。


真中のアダージョが秀逸で人気あり。

よく単独でいろんな楽器で演奏される。

チェロの大家カザルスも弾いてた。渋いんだこれが。

仕事の打ち合わせをし、BGMでベートーヴェンのピアノソナタを1番からずっと順にかけてた。

終わったときにかかってたのが23番。ずいぶん長い打ち合わせもあったもんだ。(+_+)

グールドのゴルトベルク変奏曲を聴く。1955年のデビュー直後の録音。


グールド


なんとモノラルだ。


もう数年あとだとステレオになってるとゆー微妙な年代。

なんの巡りあわせか、この盤はモノラルになった。


しかーし、世の中には、モノラルだろーがステレオだろーが関係ない盤がある。

これもその一枚。



・・とか、のほほんと思ってたら

すごいCDが発売されるみたい。


グールドのゴルトベルク、再創造


グールドのモノラル音源を、アメリカのコンピュータ・ソフト「Zenph(ゼンフ)」を使って徹底的に解析し、キータッチや音量、ペダルの踏み込み加減にいたるまで完全にデータ化、それを自動演奏ピアノ(ヤマハ製)を用いて再現する


なるほどね~、技術の進歩つーか、商魂たくましいっつーか・・。これ、鍵盤楽器だからできんだね。同じようにヴァルヒャのオルガンを最新録音で聴きたいす。


あー、もちろん買いますとも。

巨大鍵盤によるトルコ行進曲。

またあった ・・


トルコ行進曲

前回のコンビの方がうまいけど、この方たちも中々。


他の曲もいくつかやってて楽しげ。